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2022.11.10

筑紫女学園高等学校のフィールドワークを受け入れました

スタイルクリエイト株式会社の初めての試みとして、福岡市中央区大名で運営している「託児付コワーキングスペース&サテライトオフィス CREATIVE ROOM」にて、筑紫女学園高等学校の生徒2名を受け入れフィールドワークを行いました。

 

【フィールドワークの内容】

 

このフィールドワークでは、高校生と一緒に3つのテーマに沿ってディスカッションを行いました。

 

  • ・スタイルクリエイト株式会社について知ってもらう
  • ・高校生から見たスタイルクリエイト株式会社とは?
  • ・託児付コワーキングスペース&サテライトオフィスCREATIVE ROOMの課題ってどこ?を一緒に考える

 

まず最初に、アイスブレイクを兼ねた自己紹介を行った後、会社説明をおこないました

弊社では保育施設の運営だけでなく、コワーキングスペース「CREATIVE ROOM」の運営も行っています。結婚や妊娠、子育て、介護などライフスタイルの変化の影響を受けやすい女性の就労を様々な角度からサポートし、積極的に支援している企業であることを説明させていただきました。
子育て真っ最中のママさん社員さんも多数在籍していることも説明すると、「女性が働き続けること」がそんなに難しいことなんですねと少し驚かれていました。

【CREATIVE ROOMは何をするところ?】

 

続いて、CREATIVE ROOMを見学していただきました。

施設内の見学をしていく中で、「コワーキングスペース・サテライトオフィス」の言葉自体になじみがなく、何ができる施設なのか、どんな人が利用するのかイメージできない。毎日ここで過ごす私達スタッフにとって、高校生の率直な感想は新鮮な発見でした。そこで「コワーキングスペース・サテライトオフィス」について具体的にお話しました。

福岡にコワーキングスペースは多数ある中で、CREATIVE ROOMの最大の特徴は「託児ルームを保有している施設」であること。安心して子どもを預けながら仕事ができるよう、保育士資格者による託児を実施していることを説明しました。今回受け入れた高校生は、福祉・保育業界志望ということもありCREATIVE ROOMの取り組みについて関心を持って聞いてくれただけでなく、様々な角度から質問をしてくれました。

【高校生から見たスタイルクリエイトとは?】

ワークショップでは、会社説明やCREATIVE ROOMの見学を通じ、弊社についてどのように感じたのかワークシートを使って考え発表してもらいました。

 

◆高校生の視点から見たスタイルクリエイトという企業


  • ・子育てをする人が安心して働ける会社
  • ・母親に優しい働き方ができる会社
  • ・育児か仕事か選ばずに働ける会社

 

説明や見学を通して、弊社が大切にしていることがしっかりと高校生に伝わっている。私たちが大切にしていることが「当たり前」な社会になるよう、しっかりと未来を見据えていこうと思った瞬間でした。

 

【CREATIVE ROOMの課題を一緒に考える】

続いて、出てきた意見をさらに発展させ、マンダラチャート(※1)を使ってCREATIVE ROOMの課題点とその解決方法を見つけるワークショップをおこないました。ふたりともマンダラチャートを使った経験があり、すぐに取り組んでくれました。

(※1)マンダラチャートとは、曼荼羅のような図や表を使って、課題やアイデアを整理したり目標達成のために必要なことを考えるワークシートです。

 

 

◆高校生の視点から見たCREATIVE ROOMの課題点


  1. みんなにCREATIVE ROOMを知ってもらうにはどうすれば良いか
  2. コワーキングスペースという言葉や場所がそもそも知られていない
  3. 託児付きについての誤解(託児=子どもが一緒じゃないと利用してはいけない)
  4. どうしたら学生がCREATIVE ROOMに来てくれるようになる?
  5. 分かりづらい場所にある
  6. 保育士がいる・託児スペースがあるという強みをどう生かすか
  7. SNSを使っているが、いまいち活用できていない
  8. 更に良い空間にするにはどんな環境が必要か

 

複数の課題の中から数点ピックアップして更に課題の深堀りをしました。

はじめは選んだ課題に対するアイデアや意見がなかなか出ない場面もありましたが、スタッフと一緒になって考えポイントを伝えながらサポートをしていく中で、徐々に意見が出るように。

場所の分かりにくさや案内板についての課題については、具体的な場所の案内方法や案内板の掲示、施設内でのルールの目視化などの解決策をあげてくれました。高校生の柔軟な発想や新たな視点にスタッフが教えられることが多くありました。

SNSの活用についても、SNSを日常的に使っているユーザー目線から興味をもつ投稿内容のポイントなど具体的な意見がありました。今後のSNSを使ったPRに参考になる意見を多くいただきました!

 

高校生のフレッシュな目線での意見や提案は、弊社にとって良い気づきや学びがありました。今回参加してくださった高校生のおふたり、そして筑紫女学園高等学校関係者の皆様、ありがとうございました。

弊社やCREATIVE ROOMでは、今後も教育機関と連携した企画やCREATIVE ROOMを活用した多方面での交流を実現できるようなイベントを開催していきたいと思います。

 

お問い合わせやご相談は下記より受付しております。

https://c-room.jp/contact/